[北京 23日 ロイター] - 中国共産党は重要会議の第20期中央委員会第5回全体会議(5中全会)を26─29日に北京で開き、党内の規律強化について協議する。アナリストらは、2027年の指導部刷新を控えた最後の大規模な党内会議になる可能性があると指摘している。

中国ウォッチャーは習近平国家主席が来年の第21回党大会で総書記4期目に突入すると予想しているが、今回の会議は習氏にとって、権威を強固にし、イデオロギーの一致を図り、世界第2位の経済規模を誇るこの国を統治する党に自らの足跡を刻み込む機会となる。

党幹部らは「全面的かつ厳格な党統治の持続的な推進に関する問題」について討議する。これは習氏が権力の座に就いてから2年後の14年に発動した内部規律強化キャンペーンを同氏がさらに強化していることを反映している。

中国の広大な官僚機構に属する数百万人が、習氏の反腐敗運動の下で程度の差こそあれ調査の対象となっており、数百人の政府高官や軍高官――かつての盟友でさえも――が粛清されてきた。

アナリストたちは、4日間にわたるこの会議では大規模な人事異動や、後継計画を示す兆候が出ることはないと見ている。

英トニー・ブレア研究所で中国担当シニアポリシーアドバイザーを務めるルビー・オスマン氏は「今回の会議は、個々の昇進を決定することよりも、27年の党大会を前に、習氏が望むシステム全体の変革を印象付けることに重点が置かれるだろう」と述べた。

調査と粛清により中央委員会の構成員数が減少したため、米アジア・ソサエティー・ポリシー・インスティテュートの推計によると、22年の当初メンバーのうち、来週の会議に出席できるのはわずか77.4%にとどまるとみられており、これは党内規律強化を受けて指導部のほぼ4分の1が排除されたことを意味する。

チューリヒ大学のジャン・クリストファー・ミッテルシュテット氏は「22年に選出された政治局員24人のうち3人が去っており、1980年以降で1期中に現職の政治局員が最も多く排除されたことになる」と指摘。軍の最高指導機関である中央軍事委員会の当初7委員のうち5人も同様の状況にあると述べた。

5中全会では、汚職などにより、政治局のメンバー2人、張又侠氏と馬興瑞氏の除名が承認される見通しだ。

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