Mike Stone Aatreyee Dasgupta

[22日 ロイター] - 米防衛機器大手ロッキード・マーチンは22日、通期の売上高と利益の見通しを上方修正した。米国防総省に「F35ライトニングⅡ」戦闘機を今後10年間に少なくとも850機供給する枠組み合意も発表した。

同戦闘機は最も低価格な機種で1機当たり9200万ドルであるため、10年間の枠組み合意では少なくとも782億ドル相当に達する見込みだ。海兵隊向けの短距離離陸・垂直着陸が可能な「F35B」は1億2100万ドル、海軍向け「F35C」は1億1000万ドル。契約における機種構成は不明で、価格はインフレや人件費の上昇に伴って上がると予想される。

また同社は、2026年通期の売上高は約800億─820億ドルになるとの見通しを示し、従来の797億5000万─817億5000万ドルから引き上げた。通期の1株当たり利益見通しも、従来の29.95─30.65ドルから30.35─30.75ドルに引き上げた。

26年のフリーキャッシュフロー見通しも、従来の70億─72億ドルから約78億─80億ドルに引き上げた。

併せて発表した第3・四半期(9月27日終了)の売上高は11%増の207億1000万ドル。ミサイル部門の売上高がPAC3とTHAADの増産で24%伸びたほか、F35とC130プログラムで航空部門も13%増加したのが寄与した。LSEGがまとめたアナリスト予想は205億1000万ドルだった。

同四半期の1株当たり利益は7.97ドルで、アナリスト予想の7.43ドルを上回った。

エバン・スコット最高財務責任者(CFO)はロイターに対し、第4・四半期の設備投資増加は、弾薬生産能力の拡大に向けた投資が主因になるとの見方を示した。

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