Helen Coster

[22日 ロイター] - バンス米副大統領は22日、オハイオ州知事選で共和党候補のビベック・ラマスワミ氏の陣営が民主党のライバル候補に対して展開した攻撃広告を擁護した。また、共和党議員に対して「泣き言を言うのはやめて」、選挙に勝つよう呼びかけた。

問題の広告は、民主党候補エイミー・アクトン氏と疎遠になっている母親ドナ・アーサー氏が登場し、幼少期にホームレス生活を送り、性的虐待を受けたというアクトン氏の主張にアーサー氏が異議を唱える内容となっている。アクトン氏によると、1978年以来会っていないというアーサー氏は、オハイオ州民に対しアクトン氏に投票しないよう訴えている。 アクトン氏は、12歳の時に継父から性的虐待を受けたと主張している。

この広告は広く非難を浴びており、品位を欠く中間選挙戦の様相を浮き彫りにした。トランプ大統領の大統領選以降、右傾化が進んだオハイオ州において、ラマスワミ氏や他の共和党候補にとって逆効果となる可能性がある。

こうした中、バンス氏は22日、ラマスワミ氏や共和党のジョン・ハステッド上院議員と共に演説を行い、こうした反発を一蹴した。

バンス氏は、ラマスワミ氏との集会に先立ちシンシナティで、「共和党の同僚議員たちへの私のメッセージはこうだ。自分が信じていると述べているものを本当に信じるのなら、広告について泣き言を言うのはやめて、残り13日の選挙戦で勝利を収めるべきだ」と強調。

その上で「皆さんへの私のメッセージは非常にシンプルだ。テレビ広告についてどう思おうと、その内容と事実に注目してほしい」と述べた。

この広告は当初、スポンサー表記のないまま21日に交流サイト(SNS)に公開されたが、その後、ラマスワミ氏の陣営が制作元であることを認め、広告の宣伝のために400万ドルを投じていると説明した明らかにした。

トランプ氏は22日、広告について何も知らないと語った。

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