[ワシントン 20日 ロイター] - 米国土安全保障省サイバー・インフラ安全局(CISA)は20日、世界で最も活発なランサムウエア(身代金要求型ウイルス)集団の一つ「セーフペイ」による被害が、今年約600件に上ったと発表した。
CISAは連邦捜査局(FBI)やシークレットサービスなどと発表した共同声明で、被害は米州からオーストラリアに及んでいると説明した。
声明によると、セーフペイは流出した認証情報を利用してネットワークに侵入し、インターネットに接続された機器の「既知の脆弱性」を狙う。その後、データを盗み出してシステムを暗号化し、盗んだ情報を公開すると脅して被害者に支払いを迫る。被害者に直接電話をかけるケースもあるという。
FBIサイバー部門のアシスタントディレクター、ブレット・レザーマン氏は「セーフペイは既に、世界の複数の重要インフラ分野を標的とし、600件を超える被害が出ている」と述べた。