Colleen Howe

[北京 21日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅に上昇。紅海の船舶輸送リスクやサウジアラビアの石油インフラへの脅威を背景に、中東の供給を巡る警戒感が広がっている。

0022GMT(日本時間午前9時22分)時点で、北海ブレント先物は0.85ドル(0.78%)高の1バレル=109.64ドル。米WTI先物は0.76ドル(0.78%)高の98.58ドル。

イランのメディアによると、同国の革命防衛隊海軍は20日、イランの規則に「違反した」超大型タンカーがホルムズ海峡の南で機雷に接触し火災が発生したと発表した。船舶追跡会社ケプラーは19日のリポートで、過去2週間に少なくとも18件の船舶攻撃が報告されたと指摘した。

LSEGのアナリストはリポートで「タンカーへの攻撃はホルムズ海峡の外にまで拡大している」と指摘。「イランは南方のオマーン湾に至る海域で船舶を標的としており、湾岸の外での積み出しに加え、紛争が長期化する中で中東からの積み出しを支えてきた船舶間の積み替えも脅かしている」と述べた。

イエメンの親イラン武装組織フーシ派は19日、サウジ西部の紅海沿岸都市ヤンブーにある国有石油企業サウジアラムコの施設、シャイバ油田、サウジの首都リヤドとアブハの空港への攻撃を実施したと表明した。

19日にフーシ派がイエメン暫定政府軍に対して行った攻撃による死者は73人に増えた。

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