Timothy Gardner Daphne Psaledakis

[ワシントン 8日 ロイター] - 米財務省は8日、イラン産の原油や石油製品、石油化学製品の輸送に関与したとして、個人やネットワーク、船舶17隻を対象に追加制裁を科したと発表した。イラン経済への圧力を強める。

今回の制裁は財務省の「経済的追放作戦」の一環で、イランが米国との戦争やミサイル製造、サイバー攻撃、イスラム革命防衛隊(IRGC)に充てる資金を断つことを目的としている。

財務省当局者は電話会見で「本日の措置は『影の船団』の大部分を無力化することで、イランに残る違法な海上インフラにこれまでで最大の打撃を与えるものだ」と説明。「財務省はイラン政権に残された最後の主要な不正収入源を断ち、同政権の責任を問うための国際的圧力を強めている」と述べた。

米国は、戦争終結に向けたイランとの覚書が破綻したことを受け、7月14日にイランの港湾に対する封鎖を再開した。今回の制裁はイランの石油販売への締め付けをさらに強める措置となる。

財務省当局者によると、封鎖区域外でイランが船舶上に保有する原油はシンガポール、マレーシア、中国沖合の約2000万バレルにとどまる。

別の財務省当局者は、封鎖と制裁の影響でイランが原油タンカーへの積み込みと荷下ろしを停止したと述べた。

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