Kuba Stezycki Kacper Pempel
[レシュチドル・ノビニ(ポーランド) 8日 ロイター] - ポーランド首都ワルシャワ近郊のレシュチドル・ノビニの小学校で8日午前9時ごろ、ヘルメット装着型カメラを身に着けた15歳の元児童による刃物での襲撃事件が発生し、職員1人が死亡、2人が負傷した。当局が明らかにした。
死亡したのは37歳の女性用務員。ポーランドでは前日にも学校内での刺傷事件が発生しており、当局は交流サイト(SNS)などで拡散する参加型企画「チャレンジ」との関連を含めて捜査している。
7日には北東部オストロウェンカの学校で19歳の男が自身を含む10人を負傷させたほか、中北部シェルプツでは学校襲撃を計画した疑いで17歳の少年が拘束された。
トゥスク首相は緊急会議で「模倣犯による深刻な連鎖現象が懸念される。われわれは異例の事態に直面している。ヘルメット装着型カメラを身に着け、刃物による襲撃を撮影しようとした殺人犯に初めて対処している」と語った。
実際に映像が撮影されていたかどうかは明らかになっていない。
首相はさらなる暴力行為を防止するため、警察に対し学校を毎日巡回するよう指示した。
警察の報道官は一連の事件がチャレンジに関係している可能性があるとの情報があり、捜査を進めていると述べた。
学校に弟が通う18歳のニコラさんは、ネット上でチャレンジに関するうわさが広がっていると明かした上で「本当かどうかは分からない。とても非現実的で恐ろしく、まるで映画のようだ。できるだけ多くの人を殺害するというチャレンジだと言われている」と話した。