[ロンドン 8日 ロイター] - 英国のバーナム首相は8日、同国と日本、イタリアの3カ国が進める次世代戦闘機の開発計画「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」へのドイツの参加に前向きだと述べた。ベルリンでメルツ独首相と会談後に明らかにした。
バーナム氏は記者会見で「ドイツのGCAP参加にわれわれが前向きである旨を首相に伝えた」と述べ、「イタリアや日本と協力しながら、今後進めていきたい」との考えを示した。
仏独の戦闘機開発計画が6月に頓挫したことを受け、GCAPがドイツの参加に道を開くとの観測が強まっていた。
ドイツ政府当局者は、新たな戦闘機開発計画への参加について決定は下されていないとしつつ、メルツ氏がドイツ単独での開発よりも欧州での協力を望んでいると説明。
「選択肢の再評価はまだごく初期の段階だ」とし、「ドイツは確定的な決定を下しておらず、さまざまな方向性を検討している」と述べた。
GCAPはさまざまな水準での関与を認める枠組みとなっており、7月にはカナダがオブザーバーとして加わった。サウジアラビアも以前から、参加に関心を持つ国として取り沙汰されている。