Yuliia Dysa Max Hunder
[キーウ 8日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ロシア軍の攻撃でこの2日間に78人が死亡したことを受け、米国にはウクライナを支援する意思がないと非難した。
7日から8日にかけてのウクライナ全土への空爆で、負傷者も215人に達した。
ゼレンスキー大統領は記者団に対し、ロシアの弾道ミサイル発射台への攻撃を支援するため、米宇宙開発企業スペースXの衛星通信サービス「スターリンク」へのアクセス拡大を求める自身の要請を受け入れるよう、米国に強く求めた。
ゼレンスキー大統領は声明でも、「ウクライナにスターリンクを開放してもらいたい。イランへの対応の際には開放した。私は率直に訴えてきた。ウクライナにスターリンクを提供し、われわれが自国の空を守り、制空権を確保するのを支援してほしい。そうすればプーチン大統領は交渉のテーブルに着くだろう」と述べた。
さらに、ルビオ米国務長官が同日、ロシアとウクライナの戦争は危険な膠着状態に陥っており、米国は紛争終結に向けた取り組みを継続する考えを示したことについて、「真実や誠実さはどこにあるのか。何が膠着状態なのか。意思の欠如ではないか」とし、「一方でロシアと将来の経済プロジェクトについて協議しておきながら、他方で外交的な膠着状態に陥っていると言うことはできない」と述べた。