Tuvan Gumrukcu Timour Azhari

[アンカラ/リヤド 7日 ロイター] - トルコがイエメンの親イラン武装組織フーシ派と戦うサウジアラビアに対し、主に防衛・技術面の支援を提供していると、当局者2人が7日明らかにした。

トルコ、パキスタン、サウジアラビアは8月、「メッカ共同防衛協定」に署名した。加盟国のいずれか1カ国に対する武力攻撃は3カ国全てに対する攻撃と見なすと定めている。

3カ国は5日、共同防衛義務を直ちに履行し、サウジに迅速に部隊を展開することで合意した。

トルコはフーシ派によるサウジ攻撃を非難し、 サウジの軍事技術面のニーズに応える意向を示すとともに、紅海の航行の安全確保に向けたサウジ主導の連合に参加することに合意した。

匿名を条件に取材に応じたトルコ当局者は、トルコに期待されている支援は軍事装備品の提供、情報共有、兵器システムの提供に限られるとし、この同盟の一環として他の形態の派遣・配備はこれまで行われていないと述べた。

当局者らによると、トルコ議会が共同防衛協定を正式に批准していないため、防空システムを含むサウジへの支援は当面、主に2国間の枠組みで行われる。批准後には支援の規模と内容が拡大する見通しだという。

状況説明を受けた米当局者は、トルコがこれまでに戦略立案支援や兵たん支援など、おおむね防衛的な能力の提供を決めたと述べた。ドローン操縦者の派遣や、防衛措置の微調整支援のほか、情報収集・監視・偵察が含まれるという。

トルコのフィダン外相は5日、サウジの首都リヤドで開かれたメッカ防衛協定の緊急会合後、国営メディアに対し、サウジの防衛能力を支えるためにどのような支援を提供するかを協議したと説明。 「国防相と参謀総長も同席し、特に軍事、作戦、技術面の問題について非常に有益な見解を示した」と述べた。

パキスタンや地域の当局者らはこれまでに、トルコとパキスタンがサウジに対し、イエメンで使用する軍事装備を提供していると述べていた。

イエメン暫定政府軍は今週、サウジ主導の連合による航空支援を受け、紅海の要衝バベルマンデブ海峡周辺地域の奪還に向けて反転攻勢を開始した。

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