ベルギー東部の都市リエージュで数百人の学生が抗議デモを展開し、地元メディアによると、ここ数日で107人が逮捕された。学生たちは隣国フランスの高校生デモにも影響を受け、国内フランス語圏における教育制度を巡って抗議している。

ベルギー政府の公式警報システム「BE-Alert」は、「大規模な混乱が発生している」として店舗に早期閉鎖を呼びかけた。

地元メディアによると、リエージュの主要鉄道駅も一時閉鎖されたが、その後再開された。警察は市民に対し、市内中心部に近づかないよう呼びかけている。

ベルガ通信は、器物損壊や放火などの容疑に関連して107人が逮捕されたと報じた。ロイターはこの人数について地元当局の確認を取れていない。

学生たちは教育費の高騰や教室の過密化、教材の入手しにくさを指摘。「われわれは混乱の中、権利のために戦っている! 特権のためではない!」、「私は教育を選んだのであって、ハンガー・ゲーム(弱肉強食のサバイバルゲーム)は選んでいない!!」といったスローガンを記したプラカードを掲げた。

一部の学生はロイターに対し、フランスの学生と連絡を取り合っていると明かした。

教師を目指して勉強している19歳の女子学生は「抗議しなければ何も変わらないのを目の当たりにし、行動を起こすことにした。フランスの影響を多少受けたのは事実」と話した。

ベルギーではフランス語圏での授業料の引き上げを含む教育改革を巡り、6月にも首都ブリュッセルでデモ参加者と警察の衝突が起きた。

[ロイター]
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