「宇宙ゴミ」の大部分は地球低軌道(一般的な定義では地球から2000キロまでの範囲)に存在している。国際宇宙ステーションも、イーロン・マスクのスターリンクのようなリアルタイム通信やインターネット接続に使われる衛星群も、この圏内にある。
一方、それよりも地球から離れた軌道上にある人工衛星は一般的に、GPSなどのナビゲーションシステムや特定の衛星画像撮影に適している。
軌道上には使わなくなった人工衛星のほか、ロケット打ち上げ機の残骸、放棄された宇宙船などが漂っている。アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、地球の軌道を周回する宇宙ゴミの重量は2022年の時点で9000トンを超えていた。
欧州宇宙機関(ESA)は先月、一部の軌道について「ますます混雑して高速で動く衛星やロケットの危険な断片が入り混じり、宇宙における我々の未来を脅かしている」と指摘した。
ESAによれば、新たな衛星群が次々に配備される中、寿命を終えた古い衛星が軌道を離脱するペースが追い付かず、「衝突リスクが高まる状況を作り出している」。
「無傷の」衛星やロケット本体は平均で少なくとも1日に3機、地球の大気圏に突入しているという。
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