Jacob Bogage

[フェアバンクス(米アラスカ州) 5日 ロイター] - バンス米副大統領は5日、アラスカ州で再選に向けて接戦を繰り広げる共和党のダン・サリバン上院議員の選挙集会に参加し、同州は共和党が中間選挙で議会の多数派を維持するための「防波堤」だと訴えた。

保守陣営は投票に向けて民主党の勢いを食い止めたい考えで、トランプ大統領とバンス氏は11月3日の投票日まで全米各地を遊説する。

遊説先の多くは保守色が強いにもかかわらず、民主党が異例の善戦を見せている地域で、アラスカ州もその一つだ。2期目のサリバン氏は州内で知名度が高く、トランプ氏の盟友でもある。2024年の大統領選では、トランプ氏が同州で13ポイント差をつけて勝利した。

サリバン氏の対立候補である民主党のメアリー・ペルトラ氏は、同時に行われた下院選で再選を逃した。

バンス氏はフェアバンクス国際空港での集会で「民主党は今回の選挙でこの州に執着している」と指摘。「彼らは『最後の開拓地』(アラスカ州の愛称)を、米国を極左の方向に進め、トランプ氏を弾劾し、われわれが州内全域で進めるエネルギー事業を止め、この州と米国の目覚ましい発展を阻むための、最後に残された最良の望みとみている」と語った。

しかし、生活費を巡る有権者の不満により、同州は接戦の舞台となっている。アラスカ州は米本土と比べても総じて生活費が高い。

ニューヨーク・タイムズ紙が9月24日から10月1日に実施した世論調査では、ペルトラ氏が7ポイントのリードを示した。ただ、農村部が広がる同州では世論調査の実施が難しい。

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