Phil Stewart Steve Gorman
[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領は、2009年にテキサス州のフォートフッド陸軍基地で銃を乱射して13人を殺害した元陸軍精神科医の死刑囚について、銃殺隊による死刑執行を命じた。国防総省が5日明らかにした。
国防総省のショーン・パーネル報道官はXへの投稿で、ヘグセス国防長官の勧告に基づき、トランプ氏が元陸軍少佐ニダル・ハサン死刑囚について陸軍銃殺隊による処刑を承認したと明らかにした。執行の日時と場所は陸軍長官が決定するという。
パーネル氏によると、ハサン死刑囚は犯行中、アラビア語で「神は偉大なり」を意味する「アラーアクバル」と叫んだ。事件では武装していない現役兵士12人と退役軍人1人が死亡、ほかに32人が負傷した。
事件は、ハサン死刑囚がアフガニスタンに派遣される数週間前に起きた。ハサン死刑囚は事件後、イスラム圏での米国の戦争に対する報復だったと説明していた。13年8月に死刑判決を受けた。
トランプ政権は最近、連邦法上の最も重大な犯罪に適用する死刑の執行方法として、電気椅子や窒息ガスとともに銃殺刑を追加した。連邦政府が執行方法の選択肢を拡大した背景には、薬物注射に使う薬剤の入手が困難になっていることがある。