[ソウル 6日 ロイター] - 韓国の李在明大統領は6日、銀行を標的とした最近のハッキング事例の一部で人工知能(AI)モデルが使用されたとみられるとし、AI時代に適したサイバーセキュリティー対策を整備するよう求めた。

• 李大統領は閣議で、「一部のハッキング事例でAIが使用された兆候が見られ、国民の間に相当な懸念や不安が広がっている」と発言。「速やかに状況を明確に把握し、被害を最小限に抑えるために人員と資源を集中させてほしい」と求めた。

• 聯合ニュースが6日に報じたところによると、韓国の警察は、顧客の個人情報漏洩につながった商業銀行に対するハッキングについて、本格的な捜査を開始した。

• 金融委員会は先週2日、新韓銀行やKB国民銀行などからサイバー攻撃の報告があったと明らかにした。聯合ニュースはハナ銀行やウリ銀行も情報漏洩の被害に遭ったと報じた。

• 当局は、ハッキングでどのようなAIツールが使用されたか、また情報漏洩の全容について明らかにしていない。

• 金融委員会の委員長は4日、金融業界団体、規制当局、および被害を受けた金融機関の幹部らを招集して緊急会議を開き、業界は最高レベルの警戒態勢で対応しなければならないと警告した。

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