[ロンドン 5日 ロイター] - 欧州最大の資産運用会社アムンディ・アセット・マネジメントは過去1カ月で英ポンドに対する楽観的な見方を強めた。同社のグローバル為替責任者が5日、明らかにした。フランスの財政懸念がユーロ圏の市場を圧迫していることが背景の一つにあるという。
ポンドは先週、対ユーロで1%超上昇し、週間で3月以来の大幅高となった。
フランスの財政赤字抑制能力を巡る懸念からフランス国債に売りが広がる中、ユーロが打撃を受けており、通貨投資家は代替資産を模索している。
アムンディのグローバル為替部門責任者、アンドレアス・ケーニッヒ氏は、同社がドルに対して強気の見方をしており、ポンドについても最近、楽観的な見方を強めたと述べた。
「通貨について語る上で、ポンドは興味深い存在だ。まず、テクニカル面の状況が挙げられる。ポンドと英国に対しては悲観的な見方が非常に強く、予算や政治的な変化もあった」と指摘。
その上で、「政治家が財政規律を尊重して行動していると示せる限り、市場は通貨にとって比較的好ましいと受け止める。そのため、ユーロ安が進む中、代替先としてポンドも上昇していた」と語った。
アムンディは他の主要通貨に対してポンドを小幅にオーバーウエートとしているという。