――遺伝学的には「純粋」な犬種など存在しないというのは飼い主にはショックかもしれない。

いわゆる純血種は遺伝学的に全く同じだとよく誤解されている。だが実際は全ての種はそれ以前の種のミックス(交配種)で、以前の種自体が野生のオオカミの血を引いている。例えば同じ犬種なら外見は同じはずだが、いまだに個体差がかなり大きいのはそのためだ。

――意外にも犬好きではないそうだが、本書執筆中に変化は?

犬好きではないおかげで公平な見方ができた。だが調査と執筆の過程で、犬の多くの性質を称賛するようになった。飼い主に驚くほど忠実なところや飼い主との絆の強さなどだ。

<本誌2019年5月21日号掲載>

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