[5日 ロイター] - ルーマニア政府は5日、ルーマニア領海外の黒海を航行していた貨物船で火災が発生し、少なくとも2人が死亡したと明らかにした。ルーマニアは火災の原因に言及していないが、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのドローン(無人機)攻撃により火災が発生したとしている。

ルーマニア当局によると、火災が発生したロヤド・ママドフ号は沈没し、乗組員のうち11人が救助された。

これについて、ゼレンスキー大統領は「トルコ企業が所有し、トウモロコシを積載して中立水域を航行していた民間船舶がロシアのドローン2機による攻撃を受けた。アゼルバイジャン人とインド人の乗組員が乗っていた」とXに投稿。「船長の死亡が確認された。11人が救助され、そのうち1人は負傷している」とした。

この件についてロシア当局は今のところコメントしていない。ただ、ロシア国防省は定例報告で、貨物船2隻を攻撃したと表明していた。

ロヤド・ママドフ号はセントクリストファー・ネービス船籍で、船舶追跡サイト「VesselFinder」によると、ウクライナ南部イズマール港を出港した後、イタリア北部ラベンナに向かっていた。

ルーマニアは北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、ウクライナと614キロの国境を接している。ロシアによるウクライナ全面侵攻開始後、ロシアのドローンがルーマニア領空に侵入する事例が相次いでいる。

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