Mike Blake

[ユマ(米アリゾナ州) 5日 ロイター] - 米陸軍は9月に西部アリゾナ州でレーダーや迎撃用無人機(ドローン)、自律型砲撃システムを用い、小型無人航空機を検知、追跡、破壊する演習を実施した。ドローンへの防衛対応力を強化する構えで、対ロシア戦闘でのウクライナ軍のドローン活用の実績を踏まえ、革新的な技術を取り入れる狙いもある。

メキシコ国境の統合部隊幹部は記者団に、過去30日間で378件のドローン侵入を検知し、侵入件数は増加傾向にあると指摘した。陸軍関係者によると、麻薬カルテルが使うメキシコ側からのドローンは、多くが市販のシステムを搭載し、監視カメラで、密輸や人身売買に関連する偵察に利用されているという。当局者によると、麻薬カルテルが運用するドローンは、ウクライナや中東で見られる軍事用ドローンに性能では劣るものの、装備の試験や訓練、システムの性能評価などを確かめる機会となっているという。

2022年のロシアによるウクライナ侵攻以降、ドローン新興企業などに数十億ドルの投資資金が集まっている。米国防総省もベンチャー投資資金が流れ込む防衛企業に関心を寄せている。

9月の演習では、ドローン開発会社アンドゥリルのドローンや、テレダインFLIR製のレーダー・カメラ検知システム、アレン・コントロール・システムズの対ドローン自律型マシンガンのほか、パワラスが販売する迎撃ドローンが使われた。

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