Lucia Mutikani

[ワシントン 5日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が5日発表した9月の非製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.9と、8月の55.4から低下した。国内需要の強さがサプライチェーン(供給網)を圧迫し、企業が投入物に対して支払う価格を上昇させたため、インフレ率は来年も高止まりする可能性がある。

非製造業PMIは50を上回ればサービス部門の景況拡大を、下回れば悪化を示す。エコノミストはほぼ横ばいの55.2になると予想していた。

PMIは引き続き第3・四半期の堅調な経済成長を示した。経済は主に個人消費とAI(人工知能)および関連インフラへの企業投資といった、力強い国内需要にけん引されている。

サービス業の新規受注指数は、8月に60.9まで急上昇し、2023年2月以来の高水準を記録した後、9月は59.8に低下した。

サプライヤーの納入状況を示す指数は8月の51.3から53.2に上昇。50を超える数値は納入の遅延を示している。この指標は22カ月連続で納入の遅れを示しており、投入価格の上昇につながっている。

企業が投入財に支払う価格を示す指数は、8月の72.6から74.0に上昇。ISM製造業指数における同様の上昇を反映している。これら2つの調査結果を合わせると、今後のインフレ率上昇を示唆しており、連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げを行うというエコノミスト予想を裏付けるものとなった。

雇用が増加し、指数は8月の47.8から50.1に上昇した。これは、ISMが発表した製造業の雇用増加と合わせて、9月の雇用統計が予想を下回ったにもかかわらず、労働市場は安定しているというエコノミストの見解を裏付けるものとなった。

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