[ロンドン 5日 ロイター] - カタール中央銀行と証券決済機関のユーロクリアは5日、カタールが自国通貨建て国債やイスラム債についてユーロクリアと清算・決済の連携体制を構築し、より多くの国際投資家に対して市場を開放すると発表した。
両機関は共同声明の中で、この取り組みにより流動性が向上し、市場の効率性が改善され、カタールへの国際的な資本流入がさらに拡大すると見込まれると述べた。
• この措置により、世界中の投資家は、ユーロクリアの国際決済システムを通じて、対象となるカタール・リヤル建ての国債および「スクーク」として知られるイスラム債を購入、保有、決済できるようになる。
• ベルギーに拠点を置くユーロクリアは、証券決済および保管サービスを提供することで、銀行や投資家が金融資産を保有、移転、決済できるようにしている。
• 新興市場の現地通貨建て債に対する投資家の需要は高まっている。
• 新たな体制の下、ユーロクリア・バンクが国際決済サービスを提供する一方、カタールの中央証券保管機関であるEDAAは引き続き国内投資家へのサービスを提供する。証券の発行および投資家への支払いについては、引き続きカタール中銀が責任を負う。
• カタール中銀の副総裁は「ユーロクリアとの提携は、カタール政府の債務証券への国際的なアクセスを拡大し、世界の投資家に対するカタール市場のプレゼンスと認知度を高めるための実践的な一歩だ」と述べた。