Praveen Menon Alexander Cornwell

[シドニー/テルアビブ 4日 ロイター] - オーストラリア連邦警察の報道官は4日、フライドバイFZ1073便の機長を刺し機体の乗っ取りを図った副操縦士について、複数機関で構成する豪州の対テロ部隊が同国との関係を捜査していると明らかにした。

オーストラリア連邦警察の報道官によると、連邦警察、ビクトリア州警察、情報機関のオーストラリア保安情報機構(ASIO)で構成される「ビクトリア州対テロ合同チーム」が「同副操縦士とオーストラリアとの関連」を調べている。

捜査について説明を受けた関係者2人によると、副操縦士はかつてビクトリア州の州都メルボルンの大学で学んでいた。別の関係者は、約10年前にRMIT大学で学んでいたと述べた。同大学は短い声明で、副操縦士が在籍していたことを認めたが、工学分野の資格は取得していないと説明した。氏名や在籍時期は明らかにしなかった。

関係者2人によると、副操縦士はオマーン国籍のハマム・アルハンマミ容疑者とされる。イスラエル当局者は副操縦士の名前を明らかにしていないが、オマーン出身だとしている。UAE当局とフライドバイは、副操縦士の身元を公表していない。

UAEは同容疑者に対する正式な訴追を発表しておらず、弁護人を選任しているかどうかも不明。オマーンも事件についてコメントしていない。

墜落の惨事を免れたFZ1073便 には非番のフライドバイ操縦士が乗り合わせており、この操縦士が操縦を引き継いでサウジアラビア北西部のタブーク空港に着陸させた。副操縦士はサウジ当局に拘束された後、10月1日にUAEへ移送された。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は4日、捜査に詳しい関係者2人の情報として、アルハンマミ容疑者がオーストラリア滞在中に過激派のモスクや過激派のウェブサイトを訪れていた疑いがあると報じた。FTによると、オーストラリア情報機関は容疑者に関する記録を保有していたという。

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