[4日 ロイター] - エチオピアの親政府勢力は4日、北部ティグレ州の州都メケレの支配権を反政府連合から取り戻したと発表した。
親政府派の民兵組織「ティグレ平和軍」は、フェイスブックへの投稿で、同組織の戦闘員がメケレを制圧したと発表した。
関係筋はこれに先立ちロイターに対し、同組織が3日午後に市中心部に入り、その後エチオピア政府軍も続いたと明らかにしていた。
反政府連合を率いるティグレ人民解放戦線(TPLF)は声明で、メケレから撤退したと発表し、州政府は「一時的にメケレを離れ、別の場所から運営を行う」と表明した。
人道支援の関係者とメケレのある住民は、メケレが政府軍とその同盟勢力の支配下にあることを確認した。
親政府勢力によるメケレの奪還は、9月23日にエチオピア軍に対して大規模な攻勢を開始したTPLF率いる反政府連合にとって大きな打撃だ。
エチオピア連邦軍はティグレ州へ迅速な反撃を展開したが、アナリストらは、2020年から22年の内戦以来最悪の事態となっているこの戦闘が、より広範な地域紛争へとエスカレートする恐れがあると指摘している。
エチオピア連邦政府は先週、隣国エリトリアがスーダンやエジプトと共に反政府連合を支援していると非難し、同国との外交関係を断絶した。
エジプトの外相は4日、TPLFとその同盟勢力を支援していることを否定した。エリトリアとスーダンも、反政府勢力への支援を否定している。