Ahmad Ghaddar Alex Lawler Olesya Astakhova
[ロンドン/モスクワ 4日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は4日の会合で、11月の原油生産目標を据え置くことで合意した。OPECプラスが発表した。市場は生産方針が年内据え置かれると見込んでいる。
会合はオンライン方式で実施され、サウジアラビアとロシア、イラク、クウェート、アルジェリア、カザフスタン、オマーンの主要7カ国が参加した。
米国とイスラエルのイラン攻撃に端を発した中東紛争を受け、OPECプラスに加盟する湾岸諸国からの原油輸出は混乱が続いている。生産方針を大幅に下回っており、この数カ月間の輸出量は通常の60―80%で推移している。
UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「OPECプラスの主要7カ国は、市場予想通りに生産上限を据え置いた。ホルムズ海峡を通る石油の流通量が増加しているにもかかわらず、生産量は依然として割当量を大幅に下回っている」とし、「結果として石油市場は引き続き逼迫した状態にある」と指摘した。
OPECプラスは長年にわたる減産を経て、2026年の大半は生産目標を引き上げてきた。しかし中東紛争の影響により、増加分の大半は実際の生産を伴っていない。
OPECのデータによると、OPECプラスの主要7カ国の8月の生産量は日量2500万バレルと前月より63万バレル増えたものの、イラン攻撃の影響が出る前の2月より日量約500万バレル下回っている。
主要7カ国は11月1日に次回会合を予定している。