[キーウ 4日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、ロシアが長年の同盟国である北朝鮮にジェット推進式ドローンの技術を共有した可能性があるとの見解を示した。
ここ数週間、ロシアはウクライナに対するジェット推進式ドローンの使用を大幅に増やしており、ウクライナ側には現時点で戦闘機を使用する以外に、これに対抗する有効な手段がない。
対ウクライナ戦争で北朝鮮はロシアに数百万発の砲弾や弾道ミサイルを提供している。
ロシアが最新世代のジェット推進式ドローンの技術を北朝鮮と共有したかどうか尋ねられたゼレンスキー氏は、記者団に対し「もちろんだ」と答えた。
その上で「ロシアは北朝鮮と全ての技術を共有している。弾道ミサイルなどについては分からないが、北朝鮮がロシアにミサイルを提供していたことを考えると、そうだろう」と語った。
これとは別に、ゼレンスキー氏が9月の国連総会で、ロシア側で戦っていた際に捕虜となった北朝鮮兵2人を韓国に移送したと公表したことに韓国が反発し、謝罪を求めていることについて、「韓国はわれわれに北朝鮮兵士を引き渡すよう求めてきた。韓国の憲法によれば、兵士らは韓国国民なのでわれわれは2人を引き渡した」と述べた。
韓国の李在明大統領は2日、ウクライナが北朝鮮兵2人の移送について秘密保持で合意していたことを認め、謝罪しなければ、追加措置を取ると警告したが、ゼレンスキー氏は李氏の発言には言及しなかった。