[3日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)のドバイからイスラエルのテルアビブに向かっていたフライドバイ機内で副操縦士が機長を刺した事件で、UAEの検事総長は3日、副操縦士が飛行中に「テロ」攻撃を実行しようとしたと述べた。国営通信WAMが伝えた。

検事総長によると、副操縦士は操縦室内に備え付けられている非常時用のおので機長を襲い、同機の制御を奪おうとした。事件の経緯や動機、関連する人物・組織とのつながりを特定するための捜査が続いており、物証やデジタル証拠の精査も進められているという。

関係者は、副操縦士はオマーン国籍のハマム・アルハマミ容疑者だと述べた。UAE当局は、容疑者の身元に関するロイターの問い合わせに返答していない。

副操縦士は、緊急着陸したサウジアラビアで身柄を拘束された。UAEは、フライドバイが同国の航空会社であることから捜査を開始していた。

フライドバイの広報担当者は、事件の詳しい状況は引き続き調査中で、これ以上のコメントはできないと述べた。

イスラエル政府当局者は、同国の捜査官がUAE主導の捜査に参加するとロイターに述べている。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。