Noriyuki Hirata
[東京 28日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に反落し、前営業日比0.05%(30円67銭)安の6万6333円53銭となった。前週末の米国市場での人工知能(AI)株高や中間配当取りの動きを支えに、一時6万7000円の節目を回復した。その後は、達成感や急ピッチな上昇を警戒した売りに押され、前週末の終値を挟んだ一進一退に移行した。
・日経平均は人工知能(AI)・半導体関連株が主導して買いが先行。
・1カ月半ぶりに一時6万7000円を回復。
・節目到達後は利益確定売りが優勢。
・韓国KOSPIや米株先物安は投資家心理の重し。
・月内受け渡し最終日で、中間配当の権利取りの動きが活発化。相場を下支え。
・銀行や保険など金融株は堅調。金利高に加え、配当取りの思惑。
・トランプ米大統領は27日、イランとの間で今週、さらなる協議が行われるとの見方を示したと報道。
・26日にはホルムズ海峡開放と中東での戦闘終結に向けたイランの提案を拒否と表明 。
・日銀の金融政策決定会合の議事要旨(7月30─31日開催分)への反応は限定的。
・TOPIXは0.16%高の4135.38ポイントで午前の取引を終了。
・東証プライム市場の売買代金は3兆8118億7600万円。
・東証33業種では、値上がりは保険や銀行、機械など14業種、値下がりは金属製品や医薬品、鉱業など19業種。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが655銘柄(42%)、値下がりは819銘柄(52%)、変わらずは78銘柄(5%)。
<アセットマネジメントOne チーフストラテジスト 浅岡均氏>
「配当取りの買いはみられたが、6万7000円到達で達成感も。基本的には決算発表待ち」
「チャートは三角もち合いに近い形状。決算は良好とみられ、下抜けは想定しにくい」
「原油高は一服。市場は(中東情勢が)解決に向かうとの方向で織り込みか」