Kentaro Okasaka

[東京 28日 ロイター] - ニデックは28日、自社の社長解任決定や1兆円規模の減損などを巡る一部報道について、役員変更や大規模な減損処理について検討しているのは事実とするコメントを発表した。

現時点で決定した事実はないとし、開示すべき決定事項や重要事実が生じた場合には速やかに公表するとしている。

経済誌ダイヤモンドオンラインが28日、ニデックが25日に開いた臨時取締役会で、岸田光哉社長の解任を決議していたことがわかったと報じた。29日にもトップ交代を発表するとしている。

不正会計を受けて1兆円規模の減損損失を2026年3月期に修正計上する方針も判明したとし、取締役会は、巨額減損に関する岸田社長の経営責任を重く見て電撃解任に踏み切ったもようだと伝えた。

報道を嫌気する動きが優勢となり、28日の東京株式市場でニデック株は急落し、一時ストップ安の2340円をつけた。

ニデックは4日、不正行為による過去の財務諸表への「重要な影響は現時点‌では確認されていない」が、業績への影響額は過年度決算の訂正作業と合わせて精査中と発表。9月30日の決⁠算会見で公表する予定としている。

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