[カブール/イスラマバード 27日 ロイター] - アフガニスタン国防省は27日、東部ヌーリスターン州で同国軍が戦闘員28人を殺害し、32人を負傷させたと発表した。この中にはパキスタンから侵入した過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員が含まれると説明している。
国防省は戦闘員の大半がアフガニスタンの元治安要員であり、パキスタンの民兵組織が支援していたと主張している。
これに対しパキスタン情報・放送省は短文投稿サイトXへの投稿で、この主張について「軽薄で根拠がなく、真実を欠いたものだ」と否定。パキスタンの治安部隊や情報機関がヌーリスターン州で衝突に関与したことも、アフガニスタンの元治安要員を勧誘・訓練したことも、あるいはアフガニスタンでのISなどの過激派組織を支援したこともないと訴えた。
アフガニスタン国防省によると、戦闘員らは26日にパキスタン国境に近いヌーリスターン州カムデシュ地区に侵入。アフガニスタン軍が攻撃したところ、生き残った戦闘員らは国境を越えてパキスタンの民兵部隊の陣地方面へ逃走したと説明した。
パキスタンは21日、アフガニスタンとの国境地帯を空爆し、武装勢力メンバーを少なくとも28人殺害したと発表した。パキスタンは自国を攻撃する戦闘員をアフガニスタンがかくまっているとしてたびたび非難しているが、アフガニスタン側は否定している。