Ashitha Shivaprasad

[28日 ロイター] - 28日の金価格は1%超下落。原油価格の上昇を受けてインフレ懸念が強まり、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が高まっている。

0117GMT(日本時間午前10時17分)時点で、金現物は1.5%安の1オンス=4223.95ドル。米国の金先物は1.5%安の4257.90ドル。

KCMトレードのチーフマーケットアナリスト、ティム・ウォーターラー氏は「高い債券利回りと原油高という組み合わせが金にとって引き続き痛手となっている。原油価格は供給に関する相反するシグナルを受けて上昇しており、投資家にとってインフレが最大の関心事となっている」と述べた。

トランプ米大統領が戦闘終結とホルムズ海峡の再開に向けたイランの提案を拒否したことを受け、原油先物は1%超上昇した。

FRBは今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.25%ポイントの利上げを実施した。CMEのフェドウオッチによると、トレーダーは10月の米利上げ確率を66%織り込んでいる。

投資家は今週、求人件数やADP雇用報告、個人消費支出(PCE)価格指数、非農業部門雇用者数など一連の米労働市場・インフレ指標の発表を注視する。

ウォーターラー氏は「インフレ統計や雇用指標が予想を上回れば、債券利回りへの上昇圧力が続き、金にさらなる重しとなる可能性がある」と述べた。

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