[23日 ロイター] - アフリカのエチオピア北部ティグレ州の指導部は23日、連邦政府との新たな戦争に入ったと表明した。ティグレ州と隣接するアファール州、アムハラ州で戦闘が発生し、4年前に結ばれた和平合意は崩壊した。

アビー首相の顧問は、反政府勢力のティグレ人民解放戦線(TPLF)がティグレ州内で連邦政府の管理下にあった空港を掌握し、隣接するアファール州とアムハラ州の政府軍拠点に対して「全面攻勢」を開始したとXに投稿。エチオピア航空はティグレ州向けの運航を停止した。

エチオピアでは、2020─22年にTPLFと連邦政府軍の間で内戦が起き、数十万人が死亡した。22年11月にプレトリア合意が締結されたが、数カ月前から対立が強まり、TPLFは21日、アビー政権打倒を目指し、エチオピア各地の武装組織6団体と同盟を結成したと発表していた。

TPLF主導のティグレ州政府は声明で「アビー・アハメドの独裁的かつジェノサイド的な政権が、ティグレの人々に対してさまざまな手段による侵攻を激化させたことを受け、ティグレ州政府はティグレ軍に反撃を指示し、防衛戦争に入ったと発表した」と述べた。

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