Susan Heavey

[ワシントン 22日 ロイター] - 米共和党のジョン・カーティス上院議員(ユタ州選出)は22日、トランプ大統領の家族が同氏の在任中に利益を得ているかどうかについて調査を行うよう求めた。また、大統領一族が立場を悪用しているという印象は政府への信頼を損なうと述べた。

カーティス議員は上院司法委員会宛ての書簡で、トランプ氏の長男ジュニア氏が所有する企業や、今年バハマで行われた同氏の結婚祝賀会に対するロシアのオリガルヒ(新興財閥)からの支払いを調査するよう求めた。連邦議会の民主党議員らは先週、この結婚式の支払いに関する調査を開始している。

上院司法委のチャック・グラスリー委員長は記者団に対し、この要請を真剣に検討すると述べたものの、調査の可否を決定するには時間がかかるとした。決定は11月3日の中間選挙が終わるまでは下されない見通しだ。

中間選挙が迫る中、有力な共和党議員の一部には、支持率が低下の一途をたどる大統領との距離を置こうとする動きが見られる。ただ、書簡を送ったカーティス議員は2030年まで選挙を控えていない。

カーティス氏は上院司法委に対し、大統領一家の人間関係や、国内外の団体による影響力の行使の可能性について調査するよう求めた。これには、ロシアのオリガルヒであるウマル・クレムレフ氏が支払ったジュニア氏の結婚祝賀会の費用、数十万ドルも含まれる。

カーティス氏はまた、父親の大統領在任中にジュニア氏が行っている、仮想通貨の宣伝、不動産取引、予測市場プラットフォームなどのビジネス活動についても疑問を呈した。

カーティス氏は「これらの報道は、現職大統領の家族に対する外国勢力のアクセスおよびそのような関係が有利な扱いを受けるという実際の、あるいは見かけ上の期待を生み出す可能性があるかについて正当な疑問を提起している」とした上で、「それらは見返りを期待させる可能性もあり、それは国家安全保障上の脆弱性さえも生み出す恐れがある」と指摘した。

トランプ氏は先週、ジュニア氏がクレムレフ氏への支払いを返済中だと述べたが、それ以上の詳細は明かさなかった。

トランプ一家はトランプ氏の在任中における家族のビジネス取引を擁護し、ジュニア氏と別の息子エリック氏が管理する信託を根拠に、いかなる利益相反もないと否定している。

ジュニア氏の代理人はコメント要請に応じなかった。

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