[国連/キーウ 22日 ロイター] - トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は22日、国連総会が開かれているニューヨークで会談し、ロシア・ウクライナ戦争を終結させる方策について協議した。
両首脳は約40分にわたり会談。ゼレンスキー氏は会談後、エネルギー施設を対象とした停戦などについて協議したと明らかにし、ウクライナはロシアとのエネルギー停戦についていかなる形式にも応じる用意があると表明した。ウクライナがロシア国内の製油所への攻撃を一方的に停止することについては協議されなかったと述べた。
ゼレンスキー氏は、トランプ氏を交えた3者会談の形式でロシアのプーチン大統領と会談する用意があるとの考えを改めて示し、米国がロシアを交渉の場に引き出す方策を見いだすことに期待していると語った。
トランプ氏は記者団に対し、ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向けた解決策を模索するため、ゼレンスキー大統領と協議していると述べた。また、ウクライナによるロシア国内の石油精製能力を標的とした攻撃は「ロシアにとって重大な打撃で、ディーゼル燃料価格にも大きな影響が出ている」と指摘。ロシアのプーチン大統領には戦争終結に向けた会談に応じる用意があるとの認識を示し、「プーチン氏は戦争を終わらせるための会談を行う意思がある」と述べた。
このほか、ロシアの同盟国ベラルーシから化学肥料の原料となるカリ化合物を輸入する可能性について問われると、米国は引き続きカナダから輸入するとした上で、ベラルーシはより低価格での輸出を望んでいると指摘。「ベラルーシには大量のカリ肥料があり、米国の農家は低価格の肥料を必要としている」と語った。