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[国連 22日 ロイター] - トランプ米大統領は22日、戦闘終結に向けた合意に至らなければイランを「壊滅させる」可能性があると警告した。ただ、国連で外交努力が進む中、近く合意が実現する可能性も示唆した。

国連総会の一般討論演説で「私は重大な決断を迫られている。イランが再建し、かつてないほど偉大な国を築くことを可能にする合意を結ぶのか」、もしくは「壊滅させ、二度と人々や国家を殺害し、破壊する機会を与えないようにするのかだ」と述べた。

イラン軍は国連でのトランプ氏の発言を「プロパガンダ」と一蹴し、イランは「より深刻で圧倒的、かつ予測不能な打撃を侵略者に与える完全な用意がある」と表明した。

一方、激しい言葉の応酬の裏では、約7カ月に及ぶ紛争を終結させるための協議が続いている。

トランプ氏は記者団に対し、米政府当局者がこの日にイラン代表団と約3時間にわたる協議を行ったと明らかにし、最終的に何らかの合意に達するとの見方を示した。ウィットコフ中東担当特使と自身の娘婿クシュナー氏がイランとの戦闘終結に向けた合意の可能性を巡り、仲介者らと「極めて生産的な会合を行った」とし、「合意に至る多くのモメンタムがある」と語った。

ウィットコフ氏はXへの投稿で、米国とイランが仲介者を通じて長時間の協議を行い、仲介者は「終日、双方の間を行き来した」と明らかにした。その上で、仲介者が作業を継続するとし、この日の議論が「建設的で有望なものとなる」ことを期待していると述べた。

トランプ氏はホルムズ海峡の航行再開を望む湾岸諸国の首脳とも会談した。これらの国の多くには大規模な米軍基地があり、紛争開始以降イランの攻撃を繰り返し受けてきた。同氏は会談で「イランを巡る状況は(11月3日の)米中間選挙直後、あるいはそれ以前に終結する可能性があると考えている。分からない。何が起こるか分からないものだ」と述べた。

こうした中、イランのアラグチ外相はカタールのムハンマド首相と会談した。カタール国営通信が伝えた。

イラン政府高官は、米国が軍事的圧力を緩和し、イランの港湾封鎖を解除すれば、7日以内にホルムズ海峡を再開できるとロイターに述べた。イランは先週、仲介者を通じて最新の提案を米側に伝達したという。

一方、これまでの交渉でイラン側の代表団を率いたガリバフ国会議長は、同国が決して降伏しないと言明。「トランプ氏は自らの力をイラン国民や軍に押し付けることはできないと理解しなければならない」と述べた。

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