[21日 ロイター] - フィリピンの複合企業アヤラ・コーポレーションは21日、三菱商事が445億フィリピンペソ(7億0948万ドル)追加出資すると発表した。出資比率は現在の4.7%から3倍超の15%に、議決権ベースでは20%に上がり、三菱商事のフィリピン事業基盤が一段と強化される。

1株当たりの株式取得価格は650ペソと、直近終値に対して約22%のプレミアムを乗せた水準。

三菱商事は、消費者向け事業での協力を深めるほか、アヤラの中核事業である不動産とエネルギーの分野で機会を追求する方針を示した。2026年度中の取引完了を見込む。

アヤラは、スマートフォン決済アプリ最大手「Gキャッシュ」を運営するミントに傘下通信会社を通じて資本参加する。ミントは先週、フィリピン証券取引所への上場申請が承認された。資金調達額は最大14億7000万ドル規模と、フィリピン最大の新規株式公開(IPO)になる可能性がある。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。