[シドニー 22日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のブロック総裁は22日、エネルギー価格が高止まりし、国内で需要超過が続いていることを踏まえると、インフレの上振れリスクが顕在化しつつある可能性があると述べた。早ければ来週にも利上げが行われるとの市場の見方を裏付けた。

ビジネス関連の昼食会で講演したブロック氏は、失業率が4.5─5.0%の範囲にあればインフレ抑制に寄与し得るとも述べ、現在の4.5%から幾分上昇する必要があるかもしれないとの見方を示唆した。

今月29日の会合で金利がどうなるかを示唆する意図はなく、あくまでインフレの上振れリスクを強調しているだけだと説明した。

こうしたリスクには、中東紛争とエネルギー価格への影響のほか、国内需要によるインフレ圧力が含まれる。

ブロック氏は「われわれが自問しているのは、こうしたリスクの一部が顕在化したのかどうかだ」とした上で、「中東紛争は当初想定されていたよりもはるかに長引いており、(国内)経済にはなお超過需要が存在するようだ」と述べた。

豪中銀のハンター総裁補はこの日、インフレを確実に抑え込むため、今年4回目となる利上げが必要になる可能性があるとの見解を改めて示した。

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