[シドニー 22日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のブレマン総裁は22日、足元の原油価格上昇が続けば、インフレ率は従来予想を「やや」上回るとの見方を示し、NZ経済の回復に依然かなりのリスクがあると指摘した。

講演原稿で、輸出と家計支出の緩やかな増加に支えられ、景気回復は強まり、広がりを見せると予想されると述べた。

一方で「最近の世界的な原油価格と長期金利の上昇は、われわれが直面する厳しい環境を反映する」とし、「原油高が続けば、短期的なインフレ率は9月の報告書で想定した水準をやや上回ると見込まれる」と述べた。

中銀は9月2日に2会合連続で0.25%利上げを決定した。ント引き上げて2.75%とした。ただ、追加利上げについては、市場の大方の予想よりも緩やかなペースを想定。7─9月の消費者物価上昇率は3.9%と、4─6月の4.1%から若干の鈍化を見込んだ。

ブレマン氏は「いつもの通り、次回10月の決定に向け、新たに公表されるデータと世界情勢を評価する。中期的なインフレ見通しを引き続き重視する」と述べた。

次回の政策決定は10月28日。市場は、3.0%への追加利上げの確率を75%織り込んでいる。

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