Joyce Lee
[ソウル 19日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党総務部長は19日、国際原子力機関(IAEA)が北朝鮮の核兵器開発を批判する決議を採択したことについて、二重基準だと反発した。
国営の朝鮮中央通信(KCNA)を通じて発表した談話で、IAEAの「偏った視点と二重基準」が「国際的な核不拡散体制の崩壊を招く根本的な要因だ」と主張した。
また、IAEAが米国の「あからさまな核拡散活動」や韓国の「原子力潜水艦導入計画」に目をつぶる一方、北朝鮮の「自衛的で正当な核活動」に対する決議を強引に採択したと批判した。
北朝鮮外務省もKCNAを通じて出した談話で決議を一蹴し、北朝鮮の核保有国としての地位は不可逆的で、核抑止力に裏打ちされていると表明した。
KCNAはまた、金総書記が今週、主要な軍需工場を3日間視察したと伝えた。同氏は、防衛能力のあらゆる要素を近代化する取り組みが、軍の構成と手段に「大きな変化」をもたらしていると述べたという。
KCNAによると、金総書記は18日に平壌で開かれた宣伝担当者の研修でも講義を行い、現代の「思想戦」は旧来の手法を繰り返すのではなく、革新的で創造的、かつ攻撃的でなければならないと説いた。