[ロンドン 18日 ロイター] - 為替取引ソフトウエアを手がけるミルテックは18日、2026年4─6月期の米英企業の平均ヘッジ比率が46%と、26年1─3月期の57%から低下したとの調査結果を公表した。平均ヘッジ期間は5.7カ月となり、6.62カ月から短縮した。
調査対象となった企業のほぼ半数が、為替変動リスクにさらされる資産・負債のうち「26─50%」をヘッジしていた。「51─75%」をヘッジしていると回答した企業は34%と、54%から低下した。LSEGのデータによると、米イランの交戦開始に伴い、為替の変動率は26年1─3月期に上昇したが、4─6月期は低下した。
調査報告では「より明確な政策シグナルを待つ間、ヘッジ期間の短縮や比率の引き下げは柔軟性を高める可能性がある」とした一方、ヘッジ比率が低いため「金利水準が乖離(かいり)したり為替変動率が上昇したりした場合の許容範囲が狭まる」と指摘した。
為替ヘッジの決定に影響を与えた最大の要因は英企業では金融政策、米企業では市場の変動だった。調査は7月24日─8月5日、英米企業の財務責任者285人を対象に実施された。