Andrew Osborn

[モスクワ 18日 ロイター] - ロシアで18日、ウクライナ侵攻後初となる下院選挙(定数450)の投票が始まった。この選挙について、プーチン大統領はウクライナで戦うロシア軍を数百万人の国民が支持していることを示す機会になると述べている。ただ、反戦を掲げる候補者の大半は立候補を認められなかった。

プーチン氏は投票に先立ち、テレビ演説で「皆さんの選択と意思は、数百万人の国民がわが軍の兵士たちを支持し、われわれが共通の価値観、歴史的記憶、祖国への愛によって団結した国民であることを改めて示してくれるだろう」と述べた。

国営メディアによると、プーチン氏はクレムリンの執務室から電子投票で自ら一票を投じた。

今回の下院選では、厳しく統制されたロシアの政治体制の中で、プーチン大統領を支持する与党「統一ロシア」 が引き続き優位を維持すると広く予想されている。

投票を終えたある有権者は、新たな動員令が発表される可能性があるとの臆測が飛び交う中、選挙後の展開については楽観的な見方を示し、「非常に暗い予測もあれば、より楽観的な予測もある。結果はおそらくその中間になるだろう。戦争は戦争だ。それには支出、防衛費、各種社会保障の削減が伴う。それは避けて通れない」と語った。

匿名を条件に取材に応じた別の有権者は、選挙結果は容易に不正操作できると述べ、一部の地域で導入されている電子投票システムに疑問を呈した。中央選挙管理委員会は、こうした指摘を虚偽だとして退けている。

暫定結果は20日1800GMT(日本時間21日午前3時)から発表され、ほぼ確定した集計結果は21日に公表される見通し。

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