インドネシアの動物園で、ゾウが飼育員の上に倒れ込む事故が発生。その瞬間を捉えた映像がSNSで拡散し、注目を集めている。

事故が起きたのは9月13日、西ジャワ州バンドン県の「Lembang Park & Zoo」。スマトラゾウを使った来園者向けの教育プログラムが行われていた。

SNSで拡散している映像には、飼育員のデディ・マウラナさん(27)がゾウの鼻で体を持ち上げられる様子が映っている。

ところが次の瞬間、ゾウが突然バランスを崩して転倒。マウラナさんは逃げる間もなく、その巨体の下敷きになった。映像では、倒れた後にマウラナさんが苦痛を訴え、周囲のスタッフが救助に駆け付ける様子も確認できる。

地元警察によると、事故当時、ゾウの足元にあった砂地は水をまかれたことで柔らかくなっていた。ゾウの片脚がそこに沈み込み、バランスを失って転倒したという。

マウラナさんは左脚・大腿部を脱臼し、バンドンのハサン・サディキン病院に搬送された。9月16日時点でも治療を受けている。一方、ゾウは事故後に獣医師の診察を受け、健康状態に問題はないという。

動物園側は、事故を受けて展示エリアの状態や安全手順、緊急時の対応、動物福祉などについて見直しを進めるとしている。

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