Kentaro Okasaka

[東京 17日 ロイター] - 旭化成は17日、元従業員が在職中に入手した潜在性硬化剤に関わる機密情報を不正に持ち出し、中国企業へ流出させていたとして、 不正競争防止法違反の容疑で愛知県警に逮捕されたと発表した。

元従業員は、退職後に中国の山東聖泉新材料に流出させたことを確認している。今後、機密情報を保護するため、元従業員と山東聖泉に対し、当該情報の利用停止と廃棄を目的とした民事訴訟を提起する予定。

同社の調査では、 流出した機密情報には取引先の技術資料、個人情報は含まれていないという。事態を受け、機密情報へのアクセス権限の見直しや、退職予定者に関する情報管理の厳格化などの再発防止策を講じる。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。