[シドニー 17日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は17日、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は追加利上げが必要になる可能性があるとの見解を示した。同国のインフレ率は年内高止まりし、その後徐々に中銀の目標レンジ内へと収束する見通しだとした。

IMFは声明で、「根強い基調的なインフレ圧力と、金融状況が十分に制約的かどうかを巡る大きな不確実性を踏まえると、RBAは必要に応じて利上げを行う用意を整えておくべきだ」と指摘。

エネルギーの国際価格がさらに急騰すれば、インフレ期待が高まる可能性があり、RBAによる追加引き締めが正当化されると警告した。

RBAはインフレ率を2─3%の目標レンジ内に維持することを目指している。

IMFは、オーストラリアの経済成長は今後2年間で鈍化する見通しだが、家計支出や企業投資が予想以上に底堅く推移し、インフレがより長期にわたり高止まりする恐れがあると指摘した。

市場は、政策金利が今月末の会合で現行の4.35%から0.25%ポイント引き上げられる確率を87%織り込んでおり、2027年初めまでに4.85%に達すると予想している。

7月の消費者物価指数(CPI)は前月比1.0%上昇し、市場予想(0.8%上昇)を上回る伸びとなった。燃料価格が3カ月連続の下落から一転、7.5%上昇したことが背景。コアインフレ率も予想を上回り、追加利上げリスクが高まった。

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