Gregor Stuart Hunter
[シンガポール 14日 ロイター] - アジア株式市場で人工知能(AI)関連銘柄が大幅に下落した。最先端AIモデルの開発を担う企業の最高経営責任者(CEO)らが、人類への脅威を防ぐため開発ペースを減速させる必要があると相次いで警告したことが背景。
アンソロピックのダリオ・アモデイCEOは12日、Xに掲載した文書で「われわれはAIモデルの能力を向上させるペースを緩めなければならない」と主張し、AI業界全体に開発を減速するよう促した。
その後、対話型AI「チャットGPT」を手がけるオープンAIのサム・アルトマンCEOは、米経済誌のインタビューで、AIに関する安全上の懸念を理由に、2026年中の上場はないと言明した。
オープンAIに出資するソフトバンクグループが10%を超える下落となったほか、キオクシアホールディングス、東京エレクトロンも売られた。
台湾市場では台湾積体電路製造(TSMC)が下落。韓国株式市場ではSKハイニックス、サムスン電子が大幅に下げた。