[大統領専用機 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、ヨルダンの基地で米兵3人が死亡した7月の攻撃に先立ち、イランが中国の事業体から同基地の衛星画像を入手していたとする報道を一蹴した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は最近、ヨルダンでの攻撃について、匿名の米当局者の話として、イランが攻撃前に中国の事業体から高解像度衛星画像を入手していたと報じた。
近く予定される中国の習近平国家主席との会談でこの問題を取り上げるかと問われたトランプ氏は直接の回答を避け、中国と米国の監視活動を同列に扱った。
大統領専用機内で記者団に対し、「中国は基本的にわれわれと同じことをしている。中国が米国をスパイしていると言われれば、その通りで、われわれも中国をスパイしている、と私は答える」と語った。
米中両首脳は9月24日に米国で会談する見通しだ。ただ、中国側は会談の開催についてまだ公式に確認していない。
トランプ氏は13日、習氏と良好な関係にあるという認識を改めて示した。
WSJの報道について、ロイターは直ちには確認できなかった。同紙によると、米当局者はイランに画像を提供した中国の事業体を特定せず、中国政府の直接的な関与も主張しなかった。
トランプ氏の発言は、中国とイランの緊密な関係に米国がいらだちを募らせる一方で、米中間の広範な緊張を和らげようとする政権の最近の取り組みと一致しているようだ。