Maria Tsvetkova Idrees Ali Joseph Ax
[ニューヨーク/ワシントン 11日 ロイター] - 約3000人が犠牲となった2001年9月11日の米同時多発攻撃から、11日で25年を迎えた。米国では、ハイジャックされた旅客機が突入し倒壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地(グラウンド・ゼロ)や、首都ワシントン近郊の国防総省(ペンタゴン)など、各地で追悼式典が開かれた。
グラウンド・ゼロで行われた式典では、1機目の旅客機が突入した米東部時間午前8時46分に鐘が鳴らされ、1回目の黙とうがささげられた。バンス副大統領のほか、バイデン前大統領ら歴代大統領4人が参列した。
遺族らは犠牲者2977人の名前を読み上げた。名前の読み上げに参加した遺族の中には、2001年の事件で命を落とした親族と一度も会ったことのない子どももおり、四半世紀という歳月の重みを感じさせた。
式典では、旅客機の突入やビル崩壊の時刻に合わせて計6回の黙とうが行われた。さらに今回は初めて、現場の粉じんによる健康被害などで亡くなった人々を追悼する7回目の黙とうもささげられた。
トランプ大統領はヘグセス国防長官とともに、バージニア州アーリントンのペンタゴンで行われた式典に出席した。同攻撃では、ハイジャックされた旅客機がペンタゴンに突入し、184人が犠牲となった。
トランプ大統領は演説で、「第一線で活動する救急隊員や法執行機関の職員に敬意を表する」と述べた。その上で、イランを巡る情勢に言及し、「世界最大のテロ支援国家であるイランが決して核兵器を保有しないよう尽力している軍関係者にも敬意を表する」と語った。
また、ハイジャックされた4機目の旅客機が墜落したペンシルベニア州シャンクスビルでも式典が開かれ、犠牲者を悼んだ。