[ニューデリー 11日 ロイター] - インド外務省は11日、モディ首相とロシアのプーチン大統領が首脳会談を開き、エネルギーや防衛など幅広い分野にわたって協議し、関係強化で合意したと明らかにした。両首脳にとってこの2週間で2回目となる会談。12日からはニューデリーで新興国グループ「BRICS」の首脳会談が開催される。
インド外務省は声明で「両首脳は、両国間の特別かつ特権的な戦略的パートナーシップを一段と強化するため引き続き尽力することで合意した」と述べた。モディ氏は、紛争は対話と外交によって解決されるべきであり、インドは和平の取り組みを支援する用意があると改めて強調したという。
会談では「海運やインド人船員の安全に影響する西アジアや黒海地域の紛争について見解を共有した」という。両首脳は、ロシアの技術や人工知能(AI)、航空・宇宙、原子力、鉱業などを紹介するインド・ロシア産業見本市も視察した。
インドとロシアは、二国間貿易額を2030年までに1000億ドルまで引き上げる意向を表明している。ウクライナに侵攻するロシアに対し西側諸国が制裁を強化する中、インドは中国と並び、ロシア産原油の主要な購入先となっている。
インドは米国のほか、湾岸諸国やロシア、イラン、イスラエルとも良好な関係を維持するバランス外交を展開している。