Adrian Portugal Eloisa Lopez
[コロン(フィリピン) 11日 ロイター] - フィリピン西部パラワン島沖で9日夜に発生した船舶火災で消防隊は11日になってようやくフェリーに乗り込み、内部で黒焦げになった遺体を発見した。 濃い煙と猛烈な熱が立ち入りを阻んでいた。
11日午前に鎮火が宣言された。これまでに5人の死亡が確認され、行方不明者は80人を超えている。
フィリピン沿岸警備隊は、乗客名簿では乗客117人と乗組員17人が乗船していたとされていたものの、2人が実際には乗船していなかったことを確認し、行方不明者の数を86人から84人に修正した。救助された人の数は43人で変わっていない。
沿岸警備隊が公開した画像では、壊滅的な船内や焼けた車両らしきものが写っていた。
火災の原因は依然として不明だ。フェリーはパラワン島北部の人気観光地コロンに向け20時間以上航行していた。当局は生存者の話として声明で、船内から爆発音が2回聞こえ、それが火災を引き起こしたと述べた。
沿岸警備隊によると、フェリーの定員は330人で、オートバイ5台、電気自動車1台、フォークリフト1台、ピックアップトラック2台のほか貨物も積載されていた。
生存者の1人であるリチャード・マルセリアーノ氏はGMAニュースに対し、わずかな煙が瞬く間に猛火へと変わり、数秒のうちにフェリー全体に広がっていくのを目撃したと語った。自分や他の乗客たちは救助されるまで、海上で2時間近く漂っていたという。