[11日 ロイター] - ウクライナの首都キーウで11日朝、ロシアの空爆により8人が負傷し、9階建ての集合住宅で火災が発生した。市当局が明らかにした。ロシアは米特使の訪問に合わせて一時停止していたキーウへの攻撃を再開している。

ロイターが撮影した映像には、多数の窓が吹き飛ばされた集合住宅で消火に当たる人々の様子が映っていた。

一方、ロシア中部のボルガ川沿いの都市サラトフでは、ウクライナのドローン(無人機)によって民間インフラが被害を受けた。サラトフ州の知事が通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。死傷者はいないという。

ロシアの通販大手オゾンは、ウクライナの無人機攻撃によってサラトフの物流拠点で火災が発生したと発表した。同社と業界首位のワイルドベリーズが所有する倉庫は、最近だけで20カ所以上が攻撃を受けている。

同州には国営石油会社ロスネフチが運営する大規模製油所のほか、複数の産業・軍事施設がある。

サラトフの南に位置し、同じくボルガ川沿いにあるボルゴグラードでは、ミサイルが住宅を直撃して2人が負傷し、その破片で産業施設も被害を受けた。地元当局がテレグラムで明らかにした。

投稿では産業施設の詳細に触れていない。同市郊外には、ロシア最大級の処理能力を持つルクオイル運営のボルゴグラード製油所がある。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。