[台北 11日 ロイター] - 台湾総統府は11日、蕭美琴副総統が欧州を訪問中で、林佳龍外交部長(外相)とともにイタリアで開催中の民主主義に関するフォーラムに出席していると発表した。

台湾の外交部長が、正式な外交関係のない欧州などの地域を訪問することは時折あるが、中国の反発を買う恐れがあるため、副総統クラスの要人による訪問は珍しい。

総統府の声明によると、蕭氏は「ベントテーネ自由と民主主義会議」に招待された。その他の詳細は蕭氏が台湾に戻った後に発表する予定だとしている。

事情に詳しい関係者によると、イタリアのタヤーニ外相が台湾当局者と会談する予定はない。

中国外務省は、今回の訪問についてイタリアと欧州連合(EU)に対し「厳正な申し入れ」を行ったと表明。報道官は「(台湾与党の)民進党当局や一部の政治家は至る所で注目を集めようとあらゆる手段を講じている。そのような行為は卑劣であり、結局は無益だ」と述べた。

ベントテーネ会議は、10日から12日にかけて開催されている。

欧州議会のピチェルノ副議長は、自身のフェイスブックページで蕭氏が会議に出席していることを明らかにし、中国の反応を懸念して当初はその出席が秘密にされていたと述べた。

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